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スタッフのブログ

法人研修「食中毒とその予防」R1.6.28

令和元年6月28日(金)19:00~デイサービスセンターあまみやにて、法人研修を開催しました。
今回は、当社の田中咲妃栄養士による「食中毒とその予防」というテーマの講義でした。
悠隆では毎年、厨房職員全員とグループホーム職員を集めて、施設における衛生管理および食中毒予防の知識・対処方法を修得することを目的とした研修を開催しています。

食中毒というと集団感染のニュース等で聞き慣れている「ノロウイルス」や「腸管出血性大腸菌(O157やO111)」などが浮かびますが、今回の研修では他にも「サルモネラ属菌」「腸炎ビブリオ菌」「カンピロバクター」「黄色ブドウ球菌」「ウェルシュ菌」「セレウス菌」「アニサキス」といった菌の特性や対策を学びました。

それぞれ対策は異なるものの、低温保存によって菌の増殖を阻止すること、食材をしっかり洗浄・加熱すること、化膿創のある人が直接触れないようにする(手袋等の着用)こと、菌によっては加熱では死滅しにくい為、とにかく作り置きをせずに調理後は速やかに食べること…といった基本を全て押さえて、全員がそれを守らなくてはなりません。

また、手洗いの方法や時間と回数によって残存ウイルス数は100万個から数個まで減らせるとのことなので、調理に関わる職員個人の衛生管理により”菌を持ち込まないこと”が大切だと痛感しました。

今回初めて出席した職員はもちろん、毎年出席している厨房職員も今一度、食中毒予防の重要性について考える良い機会になったと思います。
食中毒予防の4原則「清潔」「迅速」「加熱・冷却」「持ち込まない」を徹底し、日々の調理業務に携わっていこうと思います。